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費用ではなく投資で考える外壁塗装

2025/12/06 土曜日


~減価償却・資産価値・キャッシュフロー
の観点から~

「外壁塗装に180万円…高いな」

松戸市で築15年のアパートを経営する
Tオーナー(40代)の第一声でした。

しかし詳しくお話しすると

「節税効果で実質130万円
入居率が10%改善して年間家賃収入+50万円
将来売却時の査定額+200万円」

「これ完全に投資ですね」

Tオーナーの表情が変わった瞬間でした。

外壁塗装は「費用」ではなく「投資」。

今回は、賃貸・不動産オーナーが知っておくべき
3つの投資視点をお伝えします。

投資の3本柱とは

外壁塗装を「投資」として捉えるには
3つの視点が必要です。

【投資効果の3本柱】

① 節税リターン
減価償却・経費化による税負担の軽減

② 入居率リターン
美観維持による収益の安定化

③ 売却リターン
資産価値維持・査定額の上昇

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この3つを合わせて初めて、
外壁塗装は真の「投資」となります。

① 減価償却という「見えないリターン」

賃貸物件の修繕費は、原則として経費計上が可能です。

つまり、外壁塗装を実施した年の所得税・法人税
を圧縮できるため単なる支出ではなく
「節税効果」という即時リターンがあるのです。

【修繕費として一括計上する場合】

外壁塗装工事:180万円
税率30%想定:54万円の節税効果
実質負担額:約126万円

その年の利益を圧縮したい場合に有効です。

【資本的支出として計上する場合】

耐用年数10年で減価償却
年間18万円ずつ経費化
→ 毎年約5.4万円の節税効果(税率30%想定)

複数年で利益調整したい場合に有効です。

⚠️ 判断基準

■ 修繕費にできる条件

・建物の維持・原状回復が目的
・塗装の品質・グレードが従来と同等
・金額が60万円未満または3年以内周期の修繕

■ 資本的支出になる場合

・建物の価値を高める改良
・高機能塗料への変更(遮熱・断熱など)
・大規模な増改築を伴う

※税務処理については必ず税理士にご相談ください。

当社では、税理士との連携もサポートしています。

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② 外観=空室率の変動要因

見た目は、想像以上に「賃料」「空室率」に影響します。

築15年を超えるアパートやマンションでは、
外壁の退色・クラック・コーキング劣化などが、
入居者心理に”古さ”を印象づける最大要因です。

特にネット掲載が中心の今、
「築年数」よりも「写真の印象」が先に判断されます。

【実際の事例:柏市Sオーナー様】

築18年・1K×8戸のアパート

塗装前:空室率37.5%(3戸空室)
塗装後:空室率12.5%(1戸空室)

塗装費用:150万円
年間家賃収入増:約60万円
(家賃5万円×2戸×6ヶ月平均)

→ 2.5年で投資回収

✅ 塗装リフォーム後の効果

・平均入居率 +10〜15%改善
・内覧時の成約率も上昇
・家賃の値下げ交渉が減少
・既存入居者の満足度向上

つまり、塗装は「見た目の修繕」ではなく、
家賃収益を守るための投資なのです。

③ 将来売却時の”評価額差”を意識する

外壁塗装の有無は、売却査定時に100万円単位の差となります。

【不動産査定のポイント】

査定員が見るのは:

・外観の第一印象(築年数より重視)
・修繕履歴の有無
・今後の修繕リスク

実際の査定評価:

■ 築20年アパート(塗装済)

→ 修繕リスク低
→ 査定額:+200〜300万円

■ 築20年アパート(未塗装)

→ 修繕引当控除
→ 査定額:−150〜200万円(修繕見込み分)

差額:300〜500万円

【融資評価への影響】

不動産担保ローンや再融資時にも、
外観状態は評価額に直結します。

金利0.5%の差:
借入3,000万円×0.5%×20年
= 約300万円の利息差

外壁塗装への投資が、
将来の融資条件も改善する可能性があります。

投資回収シミュレーション

【モデルケース】
築15年・1K×10戸アパート
塗装費用:180万円

■ 節税効果(初年度)

修繕費一括計上の場合
税率30%想定:54万円の節税
実質負担:126万円

■ 入居率改善効果(年間)

空室率:30% → 20%
改善:1戸分の年間家賃
家賃5万円×12ヶ月 = 60万円

■ 売却時の評価アップ(5年後想定)

査定額:+250万円

【投資回収期間の計算】

実質投資額:126万円
年間収益改善:60万円
→ 約2.1年で回収

5年後売却時の総リターン:
節税54万円 + 家賃増300万円 + 査定UP250万円
= 604万円

投資額126万円に対して
約4.8倍のリターン

よくあるオーナーの誤解

❌ 誤解① 「入居者がいるから塗装できない」

⭕ 正解

居住中でも塗装は可能です。

工期・騒音・臭いなどを事前に告知し、
土日作業を避けるなど配慮すれば
トラブルなく施工できます。

当社では入居者への説明文書も
サポートしています。

❌ 誤解② 「満室だから急がなくていい」

⭕ 正解

満室の今こそ、計画的に実施すべきです。

空室が出てから慌てて塗装すると:

・空室期間が長引く
・入居者への配慮が難しい
・繁忙期を逃して機会損失

満室時に実施すれば、
既存入居者の満足度も向上し、
長期入居につながります。

❌ 誤解③ 「管理会社に任せておけば安心」

⭕ 正解

管理会社が提示する業者は
中間マージンが30〜40%上乗せされている
ケースがほとんどです。

オーナー自身で業者を選定すれば、
同じ工事でも50〜80万円節約できます。

管理会社との関係を維持しながら
工事業者だけ個別に選ぶことも可能です。

管理会社経由 vs 直接依頼の違い

多くのオーナーは、
管理会社からの提案をそのまま受け入れています。

しかし、実際には…

【管理会社経由の場合】

塗装費用:250万円

├ 実際の施工費:150万円(60%)
├ 管理会社マージン:50万円(20%)
└ 元請け工務店利益:50万円(20%)

【オーナー直接依頼の場合】

塗装費用:180万円

├ 実際の施工費:150万円(83%)
└ 会社利益・保証:30万円(17%)

差額:70万円

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管理会社との関係を維持しながら
工事業者だけ個別に選ぶことも可能です。

「管理会社に相談したら、
自分で選んだ業者でもOKでした」

というオーナー様も多くいらっしゃいます。

※詳しくは次回【第10回】で解説します

—–

まとめ ”支出思考”から”資産思考”へ

外壁塗装の見積を見たとき、
「高い」「安い」で判断するのは当然です。

しかし、オーナーにとって本当に大事なのは、
「その工事が将来いくらの価値を生み出すか」です。

🔸 節税リターン(減価償却・経費化)
🔸 入居率リターン(美観維持による収益安定)
🔸 売却リターン(資産価値維持・査定額上昇)

これら3つの観点を合わせて初めて、
外壁塗装は「経費」ではなく「投資」としての
意義を持ちます。

専門家からのメッセージ

一級建築塗装技能士およびAFPとして
多くのオーナー様からご相談を受けてきました。

多くの方が
「塗装は必要だけど、できるだけ安く済ませたい」
とおっしゃいます。

その気持ちは当然です。

しかし、視点を変えれば
外壁塗装は「節税・収益・資産価値」という
3つのリターンを生む投資です。

特に賃貸物件オーナーにとって、
外観の維持は入居率に直結します。

「安く済ませる」のではなく、
「適切に投資する」という考え方が、
長期的な収益を守ることにつながります。

私たちは、施工の品質はもちろん、
資産運用の視点からのアドバイスも行っています。

外壁塗装を”支出”から”投資”へ。
あなたの物件のキャッシュフローを
守るご提案をいたします。

🏢 オーナー様向け無料相談実施中

当社では、一級建築塗装技能士と
AFP(ファイナンシャルプランナー)の
両方の視点からアドバイスを行っています。

✅ 投資回収シミュレーション作成
✅ 税務処理のアドバイス(税理士連携)
✅ 管理会社との交渉サポート
✅ 入居者への説明文書作成
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📞 まずはお気軽にご相談ください
🌐 https://www.m-paint.com/

対応エリア:松戸市・柏市・鎌ヶ谷市・白井市

【オーナー様専用相談フォーム】もご用意しています

次回予告

【第10回】
「管理会社任せで損しているオーナーの共通点
~中間マージンを見抜く5つのポイント~」

著者プロフィール

有限会社 宮本建装 代表 宮本
一級建築塗装技能士 /
AFP(ファイナンシャルプランナー)

有限会社 宮本建装
外壁・屋根の外装工事専門店
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